その生を実感し

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京都で買った、
『新撰組顛末記』
著者は新撰組二番隊組長永倉新八氏。
実は何度か本屋で分厚いのを見掛けてはいたものの、
厚いし重いしで断念していた本でした。
しかしこの度、文庫で発見。
即買いしました。

それでも、最近は幕末熱は落ち着いていたので(あと買ったことで満足してた)暫く本棚に置いたままだったのですが、なんとなく仕事の休憩中に活字が読みたくなって手に取りました。
いやぁ……休憩時間短い短い(笑)
面白すぎて必死になって読んでしまいました。
正に、事実は小説より奇なり。

嗚呼……新八っつぁんかっけーッス。
めちゃくちゃかっけーッス!!
幹部唯一の生き残り!
嗚呼、本当に彼等は生きていたのだと深く深く実感し、鳥肌が立ちました。

生きて、生きていたんだよ!!
間違いなく彼等は、今ここに私が生きてる現在に繋がっているんだよ!
そう考えると、背筋がざわざわします。

新撰組は、かの有名な『燃えよ剣』から入った私は、新撰組の憧れは例に漏れず、土方歳三氏でした。
しかし、知れば知るほどこの隊は、魅力的な人物が多く、その後色んな漫画を読んだり本を読んだりして、気になる人物は増えるばかり。
沖田総司は勿論のこと、山崎、斎藤、藤堂、、、好きな人物挙げたらきりないです。
中でも永倉新八は、その後の明治も生き続けた人物として、かなり気になっておりました。
新撰組の生き残りなのに、どうして生き長らえることが出来たのか、変わっていく時代をどう思っていたのか。
どうしたって、新撰組の話となると主軸は近藤さんや土方さんに置かれがちで、京から江戸、その後は土方さんが向かった箱館に視点がいくものが多いんですよね。
けどこれは、近藤隊長と別れた永倉氏の記録だから、永倉氏の生涯が描かれている。
それまで完全だった近藤隊長の像が少し歪んだけど、これも一つの真実。

永倉新八という人間が生きた軌跡。

はぁ……、マジ新八っつぁんかっこよすぎ。。。
実際に池田屋に踏み込んだ人間が語る、池田屋事変。
鉄砲隊に刀一本で向かった鳥羽伏見。

あーあーあー!
凄いの一言に尽きる。。。

誰もさ、誰も間違ってないと思うんだ。
誰もが国の為に戦ってるんだよ。
利己の為じゃない、国の為に。
誰もが国を守る為に戦ってるんだよ。
その方向が少し違っただけなんだ。
新撰組も会津も長州も薩摩も土佐も。。。
誰もが国を想って戦ってるんだ。

確かに坂本龍馬は凄い。西郷も大久保も、辿るなら吉田松陰も勝海舟も。
(なんたって高杉晋作大好きだしな!)
先を見る目があったと思う。
だからといって、新撰組が会津藩が間違っていたとも言えないと思うんだ。
池田屋事変があったことで、明治維新が一年ならず二年は遅れたなんて言われてるけど、そうは思わない。
池田屋事変があったことで、京都は焼かれずにすんだわけだし、きっとこのことがあったことで動いた時代である筈だと思うんだ。
だってもし、幕府が大政奉還を行わなかったら、世界大戦は起きなかったかもしれないとも考えられるよね?
(それは流石に無茶苦茶か?)
まぁ、でもそうしたら日本の進化はもっともっとずっと遅かったかもしれないけど。
つか、諸外国の植民地になっていた可能性も否めないか。
う~ん、そう考えるとやっぱり時代は正しかったのか。。。


嗚呼、これだから幕末は面白い。

今はもう幕府も朝廷もないけれど、この時代が彼等が築いた道の先なんだと思うと、すごい。
すごすぎる。



つか、夏八木さんが演じた永倉新八見てぇ……。

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